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所所
ふりがな文庫
“所所”の読み方と例文
読み方
割合
ところどころ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ところどころ
(逆引き)
爪先
(
つまさき
)
上りの
所所
(
ところどころ
)
には、
赤錆
(
あかさび
)
の線路も見えない程、落葉のたまっている場所もあった。その路をやっと登り切ったら、今度は高い
崖
(
がけ
)
の向うに、広広と薄ら寒い海が開けた。
トロッコ
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
黒ずんだマロニエの
木立
(
こだち
)
に白樺がまじつて居て
落葉
(
おちば
)
の中に
所所
(
ところどころ
)
水溜
(
みづたまり
)
が木の影を映して居る。縦横に交叉して居る大きな
路
(
みち
)
は
時時
(
ときどき
)
馬車の
地響
(
ぢひゞき
)
を挙げ
乍
(
なが
)
ら、
其
(
その
)
先は深い自然林の中に消えて
仕舞
(
しま
)
ふ。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
そして
所所
(
ところどころ
)
に
晶子詩篇全集
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
所所(ところどころ)の例文をもっと
(3作品)
見る
“所所”の意味
《名詞・形容動詞》
あちらこちら。あちこち。
(出典:Wiktionary)
所
常用漢字
小3
部首:⼾
8画
所
常用漢字
小3
部首:⼾
8画
“所”で始まる語句
所謂
所以
所
所詮
所為
所作
所業
所在
所々
所有
“所所”のふりがなが多い著者
与謝野寛
与謝野晶子
芥川竜之介