戯曲ぎきよく)” の例文
旧字:戲曲
けれども其の埒外らちぐわいゐつすることの出來ないのが運命うんめいなのだから爲方しかたがない、性格悲劇せいかくひげきといふ戯曲ぎきよく一種いつしゆがあるが、僕等が丁度てうど其だ。
虚弱 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
わたしせま知識ちしき範圍はんいでは、戯曲ぎきよく球突たまつきたまひゞきなどをもちゐたのはひとりチエエホフあるのみのやうである。
文壇球突物語 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
アントン・チエエホフの名戯曲ぎきよくさくらその」のだいまく目の舞台ぶたいの左おく手には球突塲たまつきばがある心になつてゐる。
文壇球突物語 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)