“戯曲家”の読み方と例文
読み方割合
ぎきょくか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
戯曲家ぎきょくかとしての才能さいのうか、音楽家としての才能さいのうか、歌い手としての才能か、または舞踊家ぶようかとしての才能か。彼はそのいちばんおしまいのものだと思いたかった。
ジャン・クリストフ (新字新仮名) / ロマン・ロラン(著)
日本の戯曲家ぎきょくかや小説家は、——殊に彼の友だちは惨憺さんたんたる窮乏きゅうぼうに安んじなければならぬ。長谷正雄はせまさおは酒の代りに電気ブランを飲んでいる。大友雄吉おおともゆうきち妻子さいしと一しょに三畳の二階を借りている。
十円札 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)