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慣々
ふりがな文庫
“慣々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
なれ/\
60.0%
なれなれ
40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なれ/\
(逆引き)
この對話の間、女あるじは我等に酒を
侑
(
すゝ
)
めて、ジエンナロの
慣々
(
なれ/\
)
しきをも
惡
(
にく
)
む色なく、尚暫く無邪氣なる應答をなし居たり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
目科は牢に入るよりも
大
(
おおい
)
に彼れが気を引立んとする如く
慣々
(
なれ/\
)
しき調子にて「おやおや何うしたと云うのだ、其様に
鬱
(
ふさ
)
いでばかり居ては仕様が無い」
血の文字
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
慣々(なれ/\)の例文をもっと
(3作品)
見る
なれなれ
(逆引き)
慣々
(
なれなれ
)
しく私の
傍
(
そば
)
へ来て、鍋の
浸
(
つ
)
けてある
水中
(
みずのなか
)
を覗いて見たり、土塀から垂下っていた柿の
枝振
(
えだぶり
)
を眺めたり、その葉裏から秋の光を見上げたりして、何でもない
主家
(
うち
)
の
周囲
(
まわり
)
を
旧主人
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
恁
(
か
)
う静子は
慣々
(
なれなれ
)
しく言つてみた。月は其夢みる様な顔を照した。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
慣々(なれなれ)の例文をもっと
(2作品)
見る
慣
常用漢字
小5
部首:⼼
14画
々
3画
“慣”で始まる語句
慣
慣例
慣習
慣性
慣手段
慣用手段
慣乳
慣切
慣用
慣習癖
“慣々”のふりがなが多い著者
黒岩涙香
島崎藤村
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
石川啄木