“慣乳”の読み方と例文
読み方割合
かんにゅう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
茶人たちはあの細かな慣乳かんにゅうに潤おいを感じた。そうしてあの釉剥くすりはげに風情をすら見た。しかもつくろいによってそれに景色をさえ増させた。彼らは何よりもその無造作な削りを悦んだ。
民芸四十年 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)