ふる)” の例文
座敷へあがってキャア/\騒がれては大変と思いましたが、新吉はもとよりそれ程悪徒わるものという程でも有りませんから、たゞ甚藏の見相けんそうに驚きぶる/\ふるえているから
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
あるわたくし御神前ごしんぜん統一とういつ修行しゅぎょうをしてりますと、きゅうからだがぶるぶるとふるえるようにかんじました。何気なにげなく背後うしろかえってると、としころやや五十ばかりゆる一人ひとり女性じょせいすわってりました。