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意趣遺恨
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いしゆゐこん
ふりがな文庫
“
意趣遺恨
(
いしゆゐこん
)” の例文
御
呼出
(
よびいだ
)
しに相成
白洲
(
しらす
)
に於て越前守殿其人物を御覽あるに人の
惡
(
あく
)
を
揚
(
あげ
)
意趣遺恨
(
いしゆゐこん
)
などを
含
(
ふく
)
み又有りもせぬ
事柄
(
ことがら
)
を申懸る樣成者に非ざる事を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
一
向
(
かう
)
御存
(
ごぞん
)
じ是なき
段
(
だん
)
仰
(
おほ
)
せ
聞
(
きけ
)
られ候と
委細
(
ゐさい
)
に申上しかば大岡殿名主用右衞門へ對はれ此儀は何ぞ文藏へ
意趣遺恨
(
いしゆゐこん
)
にても是ある者の
心當
(
こゝろあた
)
りはなきやと申さるゝに用右衞門
暫時
(
しばらく
)
考へ文藏儀は至て
實體
(
じつたい
)
なる者ゆゑ
意趣遺恨等
(
いしゆゐこんとう
)
請
(
うく
)
べき者に候は
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
上
(
あげ
)
親父儀
(
おやぢぎ
)
は是迄
喧嘩
(
けんくわ
)
口論
(
こうろん
)
など致せしことも之無く日頃人の爲のみ仕つり村方にても
譽
(
ほめ
)
られ候程の儀故
勿々
(
なか/\
)
意趣遺恨
(
いしゆゐこん
)
など受ることは
聊
(
いさゝ
)
かも御座無く候と申立れば横田如何にも
然
(
さ
)
こそあるべし
而
(
して
)
金子
(
きんす
)
紛失
(
ふんじつ
)
の由なれば定めて
盜賊
(
たうぞく
)
の
所業
(
しよげふ
)
に相違有まじ因て
死骸
(
しがい
)
の儀は
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
意
常用漢字
小3
部首:⼼
13画
趣
常用漢字
中学
部首:⾛
15画
遺
常用漢字
小6
部首:⾡
15画
恨
常用漢字
中学
部首:⼼
9画
“意趣遺恨”で始まる語句
意趣遺恨等