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悪気
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あっき
ふりがな文庫
“
悪気
(
あっき
)” の例文
旧字:
惡氣
ダンネベルグ様は、そういう
悪気
(
あっき
)
のようなものから、なんとかして
遁
(
のが
)
れたいと、どれほど心を
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
ひとの恨みと金の恨みがあいよって、それで、こんな
悪気
(
あっき
)
が立ちのぼるのだろうて……
顎十郎捕物帳:07 紙凧
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
怪人
(
かいじん
)
呂宋兵衛がこの
幕
(
まく
)
のうらにしのんでいて、
石見守
(
いわみのかみ
)
と
腹
(
はら
)
をあわせ、かれ一
流
(
りゅう
)
の
邪法
(
じゃほう
)
をおこなって、
試合場
(
しあいじょう
)
に一
道
(
どう
)
の
悪気
(
あっき
)
をおくり、
衆人
(
しゅうじん
)
の眼をげんわくさせているのではないかしら?
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
お松がいま言うた九重の
亡魂
(
なきたま
)
でなければ、竜之助の身の中から湧いて出る
悪気
(
あっき
)
。
大菩薩峠:03 壬生と島原の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
“悪気”の意味
《名詞》
悪い空気。
災いをなす気。
(出典:Wiktionary)
悪
常用漢字
小3
部首:⼼
11画
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
“悪”で始まる語句
悪
悪戯
悪口
悪寒
悪魔
悪辣
悪漢
悪罵
悪戯者
悪業