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悚然
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ぞつと
ふりがな文庫
“
悚然
(
ぞつと
)” の例文
と
思
(
おも
)
ひながら
瓜井戸
(
うりゐど
)
の
野
(
の
)
の
眞中
(
まんなか
)
に、
一人
(
ひとり
)
で
頭
(
あたま
)
から
悚然
(
ぞつと
)
すると、する/\と
霞
(
かすみ
)
が
伸
(
の
)
びるやうに、
形
(
かたち
)
は
見
(
み
)
えないが、
自分
(
じぶん
)
の
居
(
ゐ
)
まはりに
絡
(
からま
)
つて
啼
(
な
)
く
猫
(
ねこ
)
の
居
(
ゐ
)
る
方
(
はう
)
へ
二た面
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
私
(
わたし
)
は
水
(
みづ
)
を
浴
(
あ
)
びるやうに
悚然
(
ぞつと
)
して、
聲
(
こゑ
)
も
出
(
で
)
ませんでした。
浅茅生
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
“悚然”の意味
《名詞》
恐れて震えるさま。
(出典:Wiktionary)
悚
漢検1級
部首:⼼
10画
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
“悚”で始まる語句
悚
悚立
悚気
悚毛
悚撃