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怯
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おびやか
ふりがな文庫
“
怯
(
おびやか
)” の例文
名を
蔵人
(
くらんど
)
蔵人といって、酒屋の御用の胸板を
仰反
(
のけぞ
)
らせ、豆腐屋の
遁腰
(
にげごし
)
を
怯
(
おびやか
)
したのが、焼ける前から
宵啼
(
よいなき
)
という
忌
(
いま
)
わしいことをした。
式部小路
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
と仰山に二人が
怯
(
おび
)
えた。女弟子の驚いたのなぞは構わないが、読者を
怯
(
おびやか
)
しては
不可
(
いけな
)
い。滝壷へ投沈めた同じ
白金
(
プラチナ
)
の釵が、その日のうちに再び紫玉の黒髪に戻った
仔細
(
しさい
)
を言おう。
伯爵の釵
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
と
仰山
(
ぎょうさん
)
に二人が
怯
(
おび
)
えた。女弟子の驚いたのなぞは構はないが、読者を
怯
(
おびやか
)
しては
不可
(
いけな
)
い。
滝壺
(
たきつぼ
)
へ
投沈
(
なげしず
)
めた同じ
白金
(
プラチナ
)
の釵が、其の日のうちに再び紫玉の黒髪に戻つた仔細を言はう。
伯爵の釵
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
怯
漢検準1級
部首:⼼
8画
“怯”を含む語句
卑怯
卑怯者
怯気
怯々
怯懦
気怯
物怯
勇怯
怯者
聞怯
御卑怯
怯勇
怯々然
心怯
氣怯
卑怯至極
悪怯
怯弱
怯気々々
怯惰
...