をか)” の例文
岩野泡鳴氏は厭になつて自分が捨てて逃げた清子夫人と哲学者の田中王堂氏とがをかしいといつて、態々わざ/\探偵までつけて二人の行動しうちを気をつけてゐたが、とうと辛抱出来ぬ節があつたと見えて
虹の背後うしろが青く暗くてをかしいし
春と修羅 第二集 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)