トップ
>
急拵
>
きゅうごしらえ
ふりがな文庫
“
急拵
(
きゅうごしらえ
)” の例文
二三
分時
(
ぷんじ
)
前までは文三は
我女
(
わがむすめ
)
の夫、我女は文三の妻と思詰めていた者が、免職と聞くより早くガラリ気が
渝
(
かわ
)
ッて、
俄
(
にわか
)
に
配合
(
めあわ
)
せるのが厭に成ッて、
急拵
(
きゅうごしらえ
)
の
愛想尽
(
あいそづ
)
かしを
陳立
(
ならべた
)
てて
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
会場は支那の村落に多い、
野天
(
のでん
)
の
戯台
(
ぎだい
)
を応用した、
急拵
(
きゅうごしらえ
)
の舞台の前に、
天幕
(
テント
)
を張り渡したに過ぎなかった。が、その
蓆敷
(
むしろじき
)
の会場には、もう一時の定刻
前
(
ぜん
)
に、
大勢
(
おおぜい
)
の兵卒が集っていた。
将軍
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
急
常用漢字
小3
部首:⼼
9画
拵
漢検1級
部首:⼿
9画
“急”で始まる語句
急
急遽
急須
急足
急込
急湍
急立
急激
急病
急度