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こゝろぼせ
ふりがな文庫
“
心細
(
こゝろぼせ
)” の例文
私
(
わし
)
戸頭まで送るばいと思ったに…どうも
是
(
こ
)
れいりません…形見……形見なんて
心細
(
こゝろぼせ
)
えこといわずにの、あんたも惣吉さんも達者で
帰
(
けえ
)
って
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
何程
(
なんぼ
)
心細
(
こゝろぼせ
)
えか
分
(
わか
)
んねえもんですよ、
尤
(
もつと
)
もこれ、
死
(
し
)
ぬ
者
(
もの
)
せえあんだから
斯
(
か
)
うして
居
(
え
)
られんな
難有
(
ありがて
)
え
樣
(
やう
)
なもんぢやあるが、そんでも四
斗樽
(
とだる
)
の
太
(
ふて
)
え
箍
(
たが
)
ん
處
(
ところ
)
むぐつた
時
(
とき
)
や
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
今お
前
(
めえ
)
に行かれてしまうと
心細
(
こゝろぼせ
)
えばかりでなく、跡が仕様が
無
(
ね
)
えだ、惣吉は年イ行かなえで、惣次郎のなえ
後
(
のち
)
はお
前
(
めえ
)
が何も
彼
(
か
)
もしてくれたから任して置いて
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
斯うやって年イ
老
(
と
)
って煩らうとねえ
心細
(
こゝろぼせ
)
えが、定命より十五年も生延びてるから、何時死んでも
好
(
い
)
いようなものゝ、若しもの事があって死に目に逢わねえと忰が
後
(
あと
)
で愚痴イ出ようかと
思
(
おめ
)
えますのさ
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
心
常用漢字
小2
部首:⼼
4画
細
常用漢字
小2
部首:⽷
11画
“心細”で始まる語句
心細氣