“徒(いらずら)” の例文
偐紫楼(にせむらさきろう)の燈火(ともしび)は春よりも夏よりも徒(いらずら)にその光の澄み渡る夜(よ)もやや深(ふ)け初(そ)めて来た頃であった。
散柳窓夕栄 (新字新仮名) / 永井荷風(著)