“待合所”の読み方と例文
読み方割合
まちあひじよ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
待合所まちあひじよ這入はいるや否や、梅子から顔色かほいろくないと云ふ注意を受けた。代助はなんにも答へずに、帽子をいで、時々とき/″\れたあたまを抑えた。仕舞にはあさ奇麗きれいけたかみがもぢや/\になつた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
待合所まちあひじよ硝子戸がらすどはひるまで、わりいそがないで差支さしつかへぬ。
大阪まで (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)