“形勢(けはひ)” の例文
一分(いつぷん)、二分(にふん)、間(あひだ)を措(お)いては聞(きこ)える霰(あられ)のやうな音(おと)は次第(しだい)に烈(はげ)しくなつて、池(いけ)に落込(おちこ)む小※(こしぶき)の形勢(けはひ)も交(まじ)つて、一時(いちじ)は呼吸(いき)もつかれず、ものも言(い)はれなかつた。
怪談女の輪 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)