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引足
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ひきたら
ふりがな文庫
“
引足
(
ひきたら
)” の例文
される度一時
延
(
のば
)
しに致し居れども
最早
(
もはや
)
此暮には是非半金も
遣
(
やら
)
ねばならず夫故
種々
(
いろ/\
)
心配致せど何分私しの
稼
(
かせぎ
)
では其日々々を暮す迄にも
引足
(
ひきたら
)
ず其中にも私しは三度の物を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
進め早速ながら今宵
態々
(
わざ/\
)
參りしこと餘の儀にあらず御前樣にも豫て御存じの通り母樣の
永
(
なが
)
の御病氣
假初
(
かりそめ
)
ながらも三年越なれば
入費
(
ものいり
)
多きゆゑ私しの手一ツにては勿々
引足
(
ひきたら
)
ず御醫者樣の御禮も此春より未だ少しも致さねば此春には
切
(
せめ
)
て金子の一兩も
上
(
あげ
)
ねば來春からは母樣へ御藥も
上
(
あげ
)
られぬ
譯
(
わけ
)
殊
(
こと
)
に
米
(
こめ
)
薪
(
まき
)
其外とも追々拂ひが滯ほり其
催促
(
さいそく
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
引
常用漢字
小2
部首:⼸
4画
足
常用漢字
小1
部首:⾜
7画
“引”で始まる語句
引
引込
引摺
引返
引張
引掛
引籠
引立
引緊
引出