“式日”の読み方と例文
読み方割合
しきじつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何時いつの事なるやと有に多兵衞それは享保きやうほ二年の夏五月端午たんご式日しきじつ私し出入屋敷やしき嘉川主税之助樣親類中へれい廻勤くわいきん致され候故私し徒士かち
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
これと同時に抽斎は式日しきじつ登城とじょうすることになり、次いで嘉永かえい二年に将軍家慶いえよしに謁見して、いわゆる目見めみえ以上の身分になった。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
くれる方も貰う方も皆僕が手がけましたから、結納ゆいのううだの式日しきじつなんの日が宜いのと故実こじつに通じてしまって、この方も人が訊きに来ます。妙なものですよ。
冠婚葬祭博士 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)