“大式日”の読み方と例文
読み方割合
だいしきじつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お祭といっているが春秋二季の大式日だいしきじつ、月々の命日は知らず、不断ふだん、この奥の院は、長々と螺線らせんをゆるく田畝でんぽの上にめぐらした、処々ところどころ萱薄かやすすき、草々の茂みに立ったしるべの石碑を
遺稿:02 遺稿 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)