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廻道
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まわりみち
ふりがな文庫
“
廻道
(
まわりみち
)” の例文
「手前どもの、つい
傍
(
そば
)
だったんでございますけれど、少し
廻道
(
まわりみち
)
をしたんですよ。大それた……お連れ申して
歩行
(
ある
)
いて済みません。もう直きそこにございますから。」
雪柳
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
私は一度何かで学校が早く終った時、
態々
(
わざわざ
)
廻道
(
まわりみち
)
をして其前を通って見た事がある。
三味線
(
さみせん
)
のお師匠さんと違って、琴のお師匠さんの
家
(
うち
)
は格子戸作りでも、
履脱
(
くつぬぎ
)
に石もあって、何処か上品だ。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
その近処の病家へ
行
(
ゆ
)
きました時に、
其家
(
そこ
)
の作男が、沼を通りがかりに見て来たって、話したもんですから、
夫
(
やど
)
が
貴下
(
あなた
)
、
好事
(
ものずき
)
にその男を連れて帰りがけに、
廻道
(
まわりみち
)
をして、内の
車夫
(
わかいしゅ
)
に手伝わして
沼夫人
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
廻
漢検準1級
部首:⼵
9画
道
常用漢字
小2
部首:⾡
12画
“廻”で始まる語句
廻
廻転
廻廊
廻縁
廻状
廻国
廻漕
廻轉
廻向
廻船問屋