すだれ)” の例文
白足袋しろたびすべりそうな廊下、酔いでもさますふうをよそおいながら母屋おもやのほうをうかがってゆくと、その目の前へ、すだれのような灯明あかりのしまがゆらゆらとうごいて。
鳴門秘帖:04 船路の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)