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御廉
ふりがな文庫
“御廉”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
みす
66.7%
おやす
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みす
(逆引き)
文楽座で
御廉
(
みす
)
の垂れているのを見た記憶が眼に残っている。おそらく開演前に土間からでも、しづやに被負っていて見た記憶であろう。
生い立ちの記
(新字新仮名)
/
小山清
(著)
ほんのりと庭のあかりを射返す
金襖
(
きんぶすま
)
の一と間に
垂
(
た
)
れ
籠
(
こ
)
めて、
御廉
(
みす
)
のかげから外のけはいを音もなくうかゞいながら、しずかに
脇息
(
きょうそく
)
に
靠
(
もた
)
れているであろうその冷やかな美しい目鼻立ちを
空
(
くう
)
に描いた。
武州公秘話:01 武州公秘話
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
御廉(みす)の例文をもっと
(2作品)
見る
おやす
(逆引き)
もっと御屋賃の
御廉
(
おやす
)
い処へ引越したら可かろうなんて、三吉さんもそう言いますんですけれど、ここの家に
在
(
あ
)
る道具は皆な、貴方
差押
(
さしおさえ
)
……娘達を学校へ通わせるたって
家:01 (上)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
御廉(おやす)の例文をもっと
(1作品)
見る
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
廉
常用漢字
中学
部首:⼴
13画
“御”で始まる語句
御
御馳走
御前
御意
御座
御簾
御尤
御覧
御免
御堂
“御廉”のふりがなが多い著者
小山清
谷崎潤一郎
島崎藤村