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金襖
ふりがな文庫
“金襖”の読み方と例文
読み方
割合
きんぶすま
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きんぶすま
(逆引き)
「座敷へ上がり込んじゃ興が
醒
(
さ
)
める。
弾
(
ひ
)
く
方
(
ほう
)
も、
聴
(
き
)
く方も、外でこそ流しの味、
金襖
(
きんぶすま
)
では
野暮
(
やぼ
)
になる。そうおっしゃっておくんなさい」
松のや露八
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
上段の間で、つきあたりは
金襖
(
きんぶすま
)
のはまっている違い棚、お床の間、左右とも無地の金ぶすまで、お引き手は
総銀
(
そうぎん
)
に、
葵
(
あおい
)
のお模様にきまっていた。
丹下左膳:02 こけ猿の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
金襖
(
きんぶすま
)
立派なる御殿の
中
(
うち
)
、
眼
(
め
)
もあやなる美しき
衣裳
(
いしょう
)
着たる御姫様床の間に向って何やらせらるゝ
其
(
その
)
鬢付
(
びんつき
)
襟足
(
えりあし
)
のしおらしさ、
後
(
うしろ
)
からかぶりついてやりたき程
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
金襖(きんぶすま)の例文をもっと
(8作品)
見る
金
常用漢字
小1
部首:⾦
8画
襖
漢検準1級
部首:⾐
18画
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