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座席
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ざせき
ふりがな文庫
“
座席
(
ざせき
)” の例文
座席
(
ざせき
)
の片隅へ小さくなったまま、すっかり
悄
(
しょ
)
げかえって、窓越しに、うしろへ飛び去って行く郊外近い街の屋根々々を、ションボリ見詰めつづけるのだった。
香水紳士
(新字新仮名)
/
大阪圭吉
(著)
英雄
(
えいゆう
)
は、
面倒
(
めんだう
)
くさい
座席
(
ざせき
)
になど
片
(
かた
)
づくのでない。
自動車
(
じどうしや
)
も
免許取
(
めんきよとり
)
だから、
運転手台
(
うんてんしゆだい
)
へ、ポイと
飛
(
と
)
び
上
(
あが
)
ると、「
急
(
いそ
)
げ。」——
背中
(
せなか
)
を一つ
引撲
(
ひつぱた
)
く
勢
(
いきほ
)
ひだから、いや、
運転手
(
うんてんしゆ
)
の
飛
(
と
)
ばした
事
(
こと
)
。
十和田湖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
私
(
わたし
)
たちはサロンルームの
片隅
(
かたすみ
)
に、
辛
(
から
)
うじて
座席
(
ざせき
)
を
占
(
し
)
めることが
出来
(
でき
)
た。
微笑の渦
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
“座席”の解説
座席(ざせき)とは、座るための場所およびその場所に付帯する器具のこと。通常、座席は一人の人間に対して提供されたものを指す。座席はシートとしても表記され、シーターなどの言葉でも表現される。
(出典:Wikipedia)
座
常用漢字
小6
部首:⼴
10画
席
常用漢字
小4
部首:⼱
10画
“座”で始まる語句
座
座蒲団
座敷
座頭
座主
座布団
座右
座敷牢
座興
座蒲團