“常信”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
つねのぶ87.5%
じょうしん12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
初期のこの派の宗匠の生花の記録があるが、それは山雪さんせつ常信つねのぶの花の絵をほとんどそのままにうつし出したものである。
茶の本:04 茶の本 (新字新仮名) / 岡倉天心岡倉覚三(著)
しかるに文政のころ此地の 邦君はうくん風雅ふうがをこのみ玉ひしゆゑ、かの二枚持主もちぬしより奉りければ、吉兵ヱヘ常信つねのぶの三幅対に白銀五枚、かの寺へもあつき賜ありて
独美の家は門人の一人が養子になっていで、二世瑞仙と称した。これは上野国こうずけのくに桐生きりゅうの人村岡善左衛門むらおかぜんざえもん常信じょうしんの二男である。名はしんあざな柔行じゅうこう、また直卿ちょくけい霧渓むけいと号した。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)