しか)” の例文
親切に温和ものやさしく先に立て静に導きたまふ後について、迂濶な根性にも慈悲の浸み透れば感涙とゞめあへぬ十兵衞、段〻と赤土のしつとりとしたるところ、飛石の画趣ゑごゝろしかれあるところ
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
是も又あづさにして世にしかんとせられしが、ゆゑありていまだ不果はたさず
是も又あづさにして世にしかんとせられしが、ゆゑありていまだ不果はたさず