“巣(そう)” の例文
すると、緑ちゃんも小林君も、今ごろは、彼らの巣(そう)くつにつれこまれて、どんなひどいめにあっているかわからないのです。
少年探偵団 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
唐の黄巣(こうそう)が乱を為(な)し金陵を攻めんとした時、弁士往き向うて王の名は巣(そう)、それが金に入ると鏁となると威(おど)したのですなわち引き去った(『焦氏筆乗』続八)とあると同日の談だ。
むかし巣(そう)の江水がある日にわかに漲(みなぎ)ったが、ただ一日で又もとの通りになった。
車のとまったところは、戸山ヶ原(とやまがはら)の入り口でした。老人はそこで車をおりて、まっくらな原っぱをよぼよぼと歩いていきます。さては、賊の巣(そう)くつは戸山ヶ原にあったのです。
怪人二十面相 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)