“巣元方”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さうげんはう50.0%
そうげんぼう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
作者は或は巣元方さうげんはうだとも云ひ、或は呉景だとも云ふ。呉の名は一に景賢に作つてある。四庫全書総目に、此書は官撰であるから、巣も呉も其事にあづかつたのだらうと云つてある。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
もと『医心方』は巣元方そうげんぼうの『病源候論びょうげんこうろん』をけいとし、隋唐ずいとうの方書百余家をとして作ったもので、その引用する所にして、支那において佚亡いつぼうしたものが少くない。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)