“巣林子”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さうりんし75.0%
そうりんし25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
氏はその例として、ダンテ、ゲエテ、シルレル、ミルトン、シエリイ、キイツ、芭蕉、馬琴、巣林子さうりんし……などいふ名家を引張り出して来た。
このへん飾馬考かざりうまかんがへ』『驊騮全書くわりうぜんしよ』『武器考證ぶきかうしよう』『馬術全書ばじゆつぜんしよ』『鞍鐙之辯くらあぶみのべん』『春日神馬繪圖及解かすがしんばゑづおよびげ』『太平記たいへいきおよ巣林子さうりんし諸作しよさくところおほあへ出所しゆつしよあきらかにす
孔雀船 (旧字旧仮名) / 伊良子清白(著)
彼は義太夫の「てん網島あみじま」は巣林子そうりんしの原作でなく、半二か誰かの改作であるのをぼんやり記憶していたが、きっとこの文句は原作の方にあるのだろう
蓼喰う虫 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
久内清孝ひさうちきよたか君がこのヤナギについて「此世からさへ嫌はれて深く心を奥の院渡らぬ先に渡られぬみめうの橋の危うさも後世のみせしめ蛇柳や」(巣林子そうりんし女人堂高野山心中万年草にょにんどうこうやさんしんじゅうまんねんぐさ』)
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)