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巣林子
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さうりんし
ふりがな文庫
“
巣林子
(
さうりんし
)” の例文
氏はその例として、ダンテ、ゲエテ、シルレル、ミルトン、シエリイ、キイツ、芭蕉、馬琴、
巣林子
(
さうりんし
)
……などいふ名家を引張り出して来た。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
この
篇
(
へん
)
『
飾馬考
(
かざりうまかんがへ
)
』『
驊騮全書
(
くわりうぜんしよ
)
』『
武器考證
(
ぶきかうしよう
)
』『
馬術全書
(
ばじゆつぜんしよ
)
』『
鞍鐙之辯
(
くらあぶみのべん
)
』『
春日神馬繪圖及解
(
かすがしんばゑづおよびげ
)
』『
太平記
(
たいへいき
)
』
及
(
およ
)
び
巣林子
(
さうりんし
)
の
諸作
(
しよさく
)
に
憑
(
よ
)
る
所
(
ところ
)
多
(
おほ
)
し
敢
(
あへ
)
て
出所
(
しゆつしよ
)
を
明
(
あきらか
)
にす
孔雀船
(旧字旧仮名)
/
伊良子清白
(著)
巣林子
(
さうりんし
)
の傾城反魂香にも熊野のことが出たりするのを見れば、やはり歌比丘尼の歌から出てゐるに相違ない。
お伽草子の一考察
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
巣林子
(
さうりんし
)
の世話戯曲十中の八九は
主人公
(
ヒロイン
)
を遊廓内に取れり、其清潔なる境地より取り来りたる者は甚だ少数なる
中
(
うち
)
に「お夏清十郎歌念仏」は傑作として知られたり。
「歌念仏」を読みて
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
何が
故
(
ゆえ
)
に過去の国民性もしくは理想を今の作家に要求する必要あるかと、過去の理想を描きたる作を見んと欲せば、馬琴に帰れ、春水に帰れ、種彦に帰れ、もしくは又た
巣林子
(
さうりんし
)
、西鶴の作に帰れ。
国民性と文学
(新字旧仮名)
/
綱島梁川
(著)
▼ もっと見る
「世の中に絶えて心中なかりせば、二世のちぎりもなからまじ」(旅中、本書を携へず、或は誤字あらん)、と「冥土の飛脚」に言はせたる
巣林子
(
さうりんし
)
、われその濃情を愛す。
「桂川」(吊歌)を評して情死に及ぶ
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
巣
常用漢字
小4
部首:⼮
11画
林
常用漢字
小1
部首:⽊
8画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“巣林”で始まる語句
巣林