“網島”の読み方と例文
読み方割合
あみじま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼は義太夫の「網島」は巣林子の原作でなく、半二か誰かの改作であるのをぼんやり記憶していたが、きっとこの文句は原作の方にあるのだろう
蓼喰う虫 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
「敵国航空軍としき約十数機よりなる飛行隊は、本町上空を一万メートルの高度をとって、午後九時五十分、北北西に向け飛行中なり。以上。川口町防空隊長、網島少尉」
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)
子を捨ててまで、それもかなりに大きくなった娘たちを残して、一家の主人が心中する——近松翁の「網島」は昔の語りぐさではなく、彼女たちにはまざまざと眼に見せられた父の死方である。
明治美人伝 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)