“黄巣”の読み方と例文
読み方割合
こうそう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
黄巣こうそうが手ずからうずめた無数の金銀を得大いに富んだというが、世俗白鼠を大黒天、白蛇を弁財天の使で福神の下属てしたという。
黄巣こうそう丈夫ますらおのかずにあらずと
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
唐の黄巣こうそうが乱をし金陵を攻めんとした時、弁士往き向うて王の名はそう、それが金に入ると鏁となるとおどしたのですなわち引き去った(『焦氏筆乗』続八)とあると同日の談だ。