峰一杯みねいつぱい)” の例文
おもひもかけず、屋根やねはしられるやうなしろかぜるやうにきつけますと、ひかかゞや蒼空あをぞらに、眞黒まつくろくも一掴ひとつかみわしおとしますやうな、峰一杯みねいつぱいつばさひらいて、やまつゝんで
みつ柏 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)