トップ
>
山家育
>
やまがそだ
ふりがな文庫
“
山家育
(
やまがそだ
)” の例文
『何れを見ても
山家育
(
やまがそだ
)
ち。繁華の地と違い』って
次第
(
わけ
)
で、侍の子は我輩一人だった。小さい刀を一本差していた。自然押しが利く
ガラマサどん
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
受取りて伯父の前へ持ち来り「伯父さん、満さんの手紙よ。何といって来たろう。
読
(
よん
)
で御覧な」と礼儀も知らぬ
山家育
(
やまがそだ
)
ち。
食道楽:春の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
山家育
(
やまがそだ
)
ちの
石臼
(
いしうす
)
は
爐邊
(
ろばた
)
で
夜業
(
よなべ
)
をするのが
好
(
す
)
きで、
皸
(
ひゞ
)
や『あかぎれ』の
切
(
き
)
れた
手
(
て
)
も
厭
(
いと
)
はずに
働
(
はたら
)
くものゝ
好
(
よ
)
いお
友達
(
ともだち
)
でした。
ふるさと
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
『
菅原伝授手習鑑
(
すがわらでんじゅてならいかがみ
)
』の三段目じゃないが、いずれを見ても
山家育
(
やまがそだ
)
ち、どうにもとり立てていうほどの面相はない。
顎十郎捕物帳:10 野伏大名
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
いずれを見ても
山家育
(
やまがそだ
)
ち——
大菩薩峠:38 農奴の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
家
常用漢字
小2
部首:⼧
10画
育
常用漢字
小3
部首:⾁
8画
“山家”で始まる語句
山家
山家集
山家住居
山家者
山家住
山家風
山家乙女
山家人
山家在
山家娘