“山家住”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やまがずま50.0%
やまがずまい50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
武術の心がけもあったようであるし、文字のたしなみもあったというのに、その上こうして庭に花を植えて楽しむというのは、こんな山家住やまがずまいには珍らしい人であったようじゃ
大菩薩峠:08 白根山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
こうした御慣れなさらない山家住やまがずまいのことですから、さて暮して見れば、都で聞いた田舎生活いなかぐらし静和しずかさと来て寂寥さびしさ苦痛つらさとは何程どれほど相違ちがいでしょう。
旧主人 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)