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居住
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いずま
ふりがな文庫
“
居住
(
いずま
)” の例文
小六の影を仰ぐと、日吉も、これはこの者どもの
頭目
(
かしら
)
だなと
覚
(
さと
)
ったらしく、やや
居住
(
いずま
)
いを改めて、じっとその顔を正視した。
新書太閤記:01 第一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
その二は
一樹
(
いちじゅ
)
の
垂楊図
(
すいようず
)
の上部を限る
霞
(
かすみ
)
の
間
(
あいだ
)
より糸の如きその枝を吹きなびかす処、
大
(
だい
)
なる
菱形
(
ひしがた
)
の
井筒
(
いづつ
)
を中央にして前髪姿の若衆
縞
(
しま
)
の
着流
(
きなが
)
し羽織
塗下駄
(
ぬりげた
)
の
拵
(
こしら
)
へにて
居住
(
いずま
)
ひ
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
行儀よく
居住
(
いずま
)
って、お島の小さい時分から覚えている持古しの火の用心で
莨
(
たばこ
)
をふかしていたが、お島や浜屋にしつこく言われて、
漸
(
やっ
)
と勝手元近い下座敷の一つへ通った。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
何かの拍子に
居住
(
いずま
)
いを組み直した瞬間——彼女の全貌を真正面から眺める事が出来ました。
陳情書
(新字新仮名)
/
西尾正
(著)
そら来たと、わたしは思わず
居住
(
いずま
)
いを直すと、老人はにやにやと笑い出した。
半七捕物帳:54 唐人飴
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
▼ もっと見る
二人は夢から
醒
(
さ
)
めた様に、極まり悪く
居住
(
いずま
)
いを直した。
吸血鬼
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
馬の鞍上に、信長は、
居住
(
いずま
)
いを正して、そう云いながら、合掌した。
新書太閤記:02 第二分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
と、
居住
(
いずま
)
いもあらためずにいった。
上杉謙信
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“居住”の解説
居住(きょじゅう、英語: Residence)とは、一定の住まいを定め、そこに住んで自分たちの生活を営むこと。
(出典:Wikipedia)
居
常用漢字
小5
部首:⼫
8画
住
常用漢字
小3
部首:⼈
7画
“居住”で始まる語句
居住居
居住区
居住地
居住宅
居住者
居住坐臥