“少間”の読み方と例文
読み方割合
しばし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
餘りの事とあきはて少間しばし言葉も無りしがさりとて外々へ相談なすべき當も無ければ口惜さを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
少間しばしありて遊佐は二階に昇りきたれり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
なすやらんと一時千しうの思ひにて待居まちゐたり却つてとく娘お浪は重四郎がそでへ入しはなにやらんと出し見ればあにはからんお浪樣參る御存じよりと認めたる艷書ふみなりしかば大いに驚き少間しばし茫然ばうぜんとして在けるがやゝあつて心を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)