“小路(せうぢ)” の例文
家(いへ)は小路(せうぢ)へ引込(ひつこ)んで、通(とほ)りの角(かど)に「蒲燒(かばやき)」と書(か)いた行燈(あんどう)ばかりあり。氣(き)の疾(はや)い奴(やつ)がむやみと飛込(とびこ)むと仕立屋(したてや)なりしぞ不思議(ふしぎ)なる。
神楽坂七不思議 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
新堅町(しんたてまち)、犀川(さいがは)の岸(きし)にあり。こゝに珍(めづら)しき町(まち)の名(な)に、大衆免(だいじめ)、木(き)の新保(しんぽ)、柿(かき)の木(き)畠(ばたけ)、油車(あぶらぐるま)、目細(めぼその)小路(せうぢ)、四這坂(よつばひざか)。
寸情風土記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)