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小菜
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こな
ふりがな文庫
“
小菜
(
こな
)” の例文
が、
焼麩
(
やきぶ
)
と
小菜
(
こな
)
の汁で
膳
(
ぜん
)
が済むと、
最
(
も
)
う
行燈
(
あんどう
)
を
片寄
(
かたよ
)
せて、
小女
(
こおんな
)
が、堅い、
冷
(
つめた
)
い寝床を取つて
了
(
しま
)
つたので、
此
(
これ
)
からの
長夜
(
ながよ
)
を、いとゞ
侘
(
わび
)
しい。
貴婦人
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
上月の夜に
小菜
(
こな
)
の汁に米の飯、べんけいさんは理想が小さい。ねえ、それなのに、私はべんけいさんの理想も途方もないぜいたくに思ってます。他人さまとは縁も
由縁
(
ゆかり
)
もないのよ。
新版 放浪記
(新字新仮名)
/
林芙美子
(著)
奥さん、いずれ
帰途
(
かえり
)
には寄せて頂く。私は味噌汁が大好きです。
小菜
(
こな
)
を入れて食べさして
発
(
たた
)
せて下さい。時に、帰途はいつになろう。……
夜叉ヶ池
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
菜
常用漢字
小4
部首:⾋
11画
“小”で始まる語句
小
小児
小径
小鳥
小僧
小言
小路
小遣
小刀
小父