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小串
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こぐし
ふりがな文庫
“
小串
(
こぐし
)” の例文
大
(
あら
)
いところは目につくから——ヘッ、
鰻
(
うなぎ
)
だと思ってるんだね、
小串
(
こぐし
)
のところをやったのでね。
性質
(
たち
)
(石の)のいいやつばかりお好みと来たのさ。
旧聞日本橋:11 朝散太夫の末裔
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
それはこの土地の名物です。
小鮒
(
こぶな
)
の腹を裂いて裏返し、竹の
小串
(
こぐし
)
に刺して
附焼
(
つけやき
)
にしたもので、極く小さいのは幾つも並べて横に刺すので、それは横刺ともいいます。
鴎外の思い出
(新字新仮名)
/
小金井喜美子
(著)
手足が痩せて腹ばかり膨れて無闇に食物を欲しがりますがあれもやっぱり脂肪分欠乏営養不足ですから鰻の
小串
(
こぐし
)
を小さく切って毎日位に食べさせると軽いのは
直
(
じ
)
きに
癒
(
なお
)
るといいます。
食道楽:秋の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
お母さまは茶椀蒸がお
好
(
すき
)
だが、いつでも、料理屋で
拵
(
こしら
)
えたのよりは、文治郎の拵えたのが宜しいと仰ゃって
喰
(
あが
)
るから、
蒸
(
むし
)
を拵えましょう…
蒲焼
(
かばやき
)
の
小串
(
こぐし
)
の柔かいのと
蒲鉾
(
かまぼこ
)
の宜しいのを取ってこい
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
串
常用漢字
中学
部首:⼁
7画
“小”で始まる語句
小
小児
小径
小鳥
小僧
小言
小路
小遣
小刀
小父