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宿命
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しゅくめい
ふりがな文庫
“
宿命
(
しゅくめい
)” の例文
運
(
うん
)
の
星
(
ほし
)
に
懸
(
かゝ
)
ってある
或
(
さる
)
怖
(
おそろ
)
しい
宿命
(
しゅくめい
)
が、
今宵
(
こよひ
)
の
宴
(
えん
)
に
端
(
はし
)
を
開
(
ひら
)
いて、
世
(
よ
)
に
倦
(
う
)
み
果
(
は
)
てた
我
(
わが
)
命數
(
めいすう
)
を、
非業無慚
(
ひごふむざん
)
の
最期
(
さいご
)
によって、
絶
(
た
)
たうとするのではないか
知
(
し
)
らぬ。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
諺
(
ことわざ
)
の「ボンネットを一度水車小屋の
磨臼
(
ひきうす
)
に
抛
(
ほう
)
り込んだ以上」は、つまり一度
貞操
(
ていそう
)
を売物にした以上は、今さら
宿命
(
しゅくめい
)
とか身の
行末
(
ゆくすえ
)
とかそんな
素人
(
しろうと
)
臭い
歎
(
なげ
)
きは無い。
売春婦リゼット
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
人間は、それぞれに
宿命
(
しゅくめい
)
というものをせおっている。つまり、生まれてから死ぬまでのあいだに、その人間はどれどれの事件にぶつかるか、それがちゃんと、はじめからきまっているのだ。
恐竜島
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
祖国を遠くはなれたこのアドリア海の小さい港町で、父と子が、こんな
霊的
(
れいてき
)
なめぐりあいをするとは、これが
宿命
(
しゅくめい
)
の一頁で、すでにきまっていたこととはいえ、
奇遇中
(
きぐうちゅう
)
の奇遇といわなくてはなるまい。
霊魂第十号の秘密
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
宿命
(
しゅくめい
)
もくねじ
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
宿
常用漢字
小3
部首:⼧
11画
命
常用漢字
小3
部首:⼝
8画
“宿命”で始まる語句
宿命星
宿命的