“家号(やがう)” の例文
手(て)ン手(で)に喧(かまびす)しく己(おの)が家号(やがう)を呼立(よびた)てる、中(なか)にも烈(はげ)しいのは、素早(すばや)く手荷物(てにもつ)を引手繰(ひツたぐ)つて、へい有難(ありがた)う様(さま)で、を喰(くら)はす、頭痛持(づゝうもち)は血(ち)が上(のぼ)るほど耐(こら)へ切(き)れないのが
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)