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家元
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いえもと
ふりがな文庫
“
家元
(
いえもと
)” の例文
家元
(
いえもと
)
では相変わらずの薄志弱行と人
毎
(
ごと
)
に思われるのが彼を深く責める事や、葉子に手紙を出したいと思ってあらゆる手がかりを尋ねたけれども
或る女:2(後編)
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
静枝は——後に
藤蔭
(
ふじかげ
)
流の
家元
(
いえもと
)
となるだけに、身にしみて年をとった師匠の舞台の世話を見ている。
市川九女八
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
各流能楽の
家元
(
いえもと
)
から、音楽ずきの物持ち長者、
骨董商
(
こっとうしょう
)
というような所を、根気よく
万遍
(
まんべん
)
なく
経
(
へ
)
めぐって「鼓をご紛失ではござらぬかな?」こういって尋ねたものである。
名人地獄
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
原
(
たず
)
ぬるに長唄杵屋の一派は俳優中村勘五郎から出て、その宗家は
世
(
よよ
)
喜三郎また六左衛門と称し現に日本橋
坂本町
(
さかもとちょう
)
十八番地にあって
名跡
(
みょうせき
)
を伝えている。いわゆる
植木店
(
うえきだな
)
の
家元
(
いえもと
)
である。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
“家元”の解説
家元(いえもと)とは、日本の芸道などを家伝として承継している家系のこと。また、その家系の当主個人を指しても用いられる。
(出典:Wikipedia)
家
常用漢字
小2
部首:⼧
10画
元
常用漢字
小2
部首:⼉
4画
“家”で始まる語句
家
家内
家中
家来
家鴨
家主
家人
家族
家並
家庭