“坂本町”の読み方と例文
読み方割合
さかもとちょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一方前のおかみさんの方は下谷したや坂本町さかもとちょうの裏長屋に住んでいて、家賃こそ主人の方から仕払ってくれはしたものの、二人の子供を抱えて日々の生活は
一日おいて二十八日には、下谷坂本町さかもとちょう二丁目の名代の葉茶屋『山本園』の三番目の娘で、十六歳。
顎十郎捕物帳:22 小鰭の鮨 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
たずぬるに長唄杵屋の一派は俳優中村勘五郎から出て、その宗家はよよ喜三郎また六左衛門と称し現に日本橋坂本町さかもとちょう十八番地にあって名跡みょうせきを伝えている。いわゆる植木店うえきだな家元いえもとである。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)