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宜樣
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よきやう
ふりがな文庫
“
宜樣
(
よきやう
)” の例文
御世話下され度
何分
(
なにぶん
)
宜樣
(
よきやう
)
に御取計ひ給はれと頼みければ君太夫
感心
(
かんしん
)
は爲すものゝ又
哀
(
あは
)
れを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
來た事ゆゑ
土産
(
みやげ
)
も
持
(
もた
)
ぬとて
矢張
(
やはり
)
酒
(
さけ
)
がよし
外
(
ほか
)
の物は何を上ても其樣にお
悦
(
よろこ
)
びなされず酒さへ上ると夫は/\何よりのお悦びなり我も
同道
(
どうだう
)
せんにより夫は我等が
宜樣
(
よきやう
)
にするとて五升入の
角樽
(
つのだる
)
へ酒を入
熨斗
(
のし
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
好むことは
鷄
(
にはとり
)
にも
似
(
に
)
たりと云程のことなれば
近來
(
ちかごろ
)
家内
(
かない
)
の
不取締
(
ふとりしま
)
りは勿論なり故に何事に
寄
(
よら
)
ず番頭久兵衞が一人にて
宜樣
(
よきやう
)
に
掻廻
(
かきまは
)
して居ければ終に又昔しの
惡心
(
あくしん
)
再發
(
さいはつ
)
なし此度文右衞門が
質
(
しち
)
の一件とても己が
氣儘
(
きまゝ
)
に取計らはんとし又主人の金子百兩を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
宜
常用漢字
中学
部首:⼧
8画
樣
部首:⽊
15画
“宜”で始まる語句
宜
宜敷
宜道
宜々
宜加減
宜山
宜都
宜城亭侯
宜城
宜麦