“安過(やすす)” の例文
そいつァ夢(ゆめ)に牡丹餅(ぼたもち)だの。十文(もん)と踏(ふ)んだ手(て)の内(うち)が、三両(りょう)だとなりゃァ一朱(しゅ)はあんまり安過(やすす)ぎた。三両(りょう)のうちから一朱(しゅ)じゃァ、髪(かみ)の毛(け)一本(ぽん)、抜(ぬ)くほどの痛(いた)さもあるまいて
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)
「安過(やすす)ぎるでせうか」と御米(およね)が聞(き)いた。
門 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)