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孫四郎
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まごしろう
ふりがな文庫
“
孫四郎
(
まごしろう
)” の例文
義竜は
弘治
(
こうじ
)
二年の春、
庶腹
(
しょふく
)
の兄弟
喜平次
(
きへいじ
)
、
孫四郎
(
まごしろう
)
の二人を殺し、続いて父
道三
(
どうさん
)
と
鷺山
(
さぎやま
)
に
戦
(
たたこ
)
うて父を
滅
(
ほろぼ
)
してからは、
美濃
(
みの
)
の守護として得意の絶頂に立っていたが
赤い土の壺
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
孫四郎
(
まごしろう
)
は易者然たる
鼈甲
(
べっこう
)
の
眼鏡
(
めがね
)
をかけて積んである絵本をまたぎ茶盆をまたぎして、先刻から机の上、床の間、押し入れの中としきりに引っくり返して何かさがしていたが
青銅の基督:――一名南蛮鋳物師の死――
(新字新仮名)
/
長与善郎
(著)
稲葉山
(
いなばやま
)
の
斎藤義龍
(
さいとうよしたつ
)
は
養父
(
ちち
)
の
道三山城守
(
どうさんやましろのかみ
)
が、自分を
廃嫡
(
はいちゃく
)
して、二男の
孫四郎
(
まごしろう
)
か、三男の
喜平次
(
きへいじ
)
をもり立てようとしているのを察して、
仮病
(
けびょう
)
を構えて、そのふたりを呼びよせ、これを殺してしまった。
新書太閤記:02 第二分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
孫
常用漢字
小4
部首:⼦
10画
四
常用漢字
小1
部首:⼞
5画
郎
常用漢字
中学
部首:⾢
9画
“孫”で始まる語句
孫
孫子
孫悟空
孫乾
孫堅
孫呉
孫策
孫一
孫娘
孫女