“孔叢子”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こうそうし66.7%
くぞうし33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
孔叢子こうそうし』にこの獣甘草かんぞうを食えば必ず蛩々きょうきょうとて青色馬あおうまに似た獣と駏驉きょきょとてのごとき獣とにのこす、二獣、人来るを見れば必ず蹶を負うて走る、これは蹶を愛するでなくて甘草欲しさだ
しばらく語を交えている間に、主人は次第に饒舌じょうぜつになって、光燄万丈こうえんばんじょう当るべからざるに至った。宗右衛門は好んで故事を引く。偽書ぎしょ孔叢子こうそうし』の孔氏三世妻をいだしたという説が出る。祭仲さいちゅうむすめ雍姫ようきが出る。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
孔子もまた『史記』の「孔子世家こうしせいか」を初めとして、『孔子家語けご』『孔叢子くぞうし』などに詳らかに伝せられている。これらの伝記を読んでそのままに信じてしまえば何の問題も起こらない。
孔子 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)