“孔子廟”の読み方と例文
読み方割合
こうしびょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「峠の孔子廟こうしびょうで待っているというから、あれへ行った所、姿が見えないので、俺たちこそ、大まごつきだ。遅いどころじゃない」
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
南国の朝鮮だという感が深い。長い土橋を渡ると道は丘に上る。古びた孔子廟こうしびょうを中心にして村の家々は斜面にむらがる。この村で見た書堂は忘れ難い。
全羅紀行 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
ただ、樹木の蔭に、一宇の古い孔子廟こうしびょうがあった。
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)