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嫌疑者
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けんぎしゃ
ふりがな文庫
“
嫌疑者
(
けんぎしゃ
)” の例文
こう
嫌疑者
(
けんぎしゃ
)
ばかりが多くては困ってしまう。僕は誰と相談してよいのか、誰を犯人の中からエリミネートしてよいのか判断に迷った。
階段
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
ロレ
手前
(
てまへ
)
こそは、
力量
(
りきりゃう
)
は
最
(
いっ
)
ち
不足
(
ふそく
)
ながら、
時
(
とき
)
も
處
(
ところ
)
も
手前
(
てまへ
)
に
不利
(
ふり
)
でござるゆゑ、
此
(
この
)
怖
(
おそろ
)
しい
殺人
(
ひとごろし
)
の
第
(
だい
)
一
番
(
ばん
)
の
嫌疑者
(
けんぎしゃ
)
でござりませう。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
彼は
日
(
ひ
)
ならずして無罪を宣告せられたが、
逮捕
(
たいほ
)
の理由は彼がある
嫌疑者
(
けんぎしゃ
)
に数千の
金
(
かね
)
を与えたというにあって、裁判官が
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
通例は天狗・
狗賓
(
ぐひん
)
というのが最も有力なる
嫌疑者
(
けんぎしゃ
)
であったが、それはこのように無造作なる示威運動に脅かされて、取った
児
(
こ
)
をまた返すような気の弱い魔物ともじつは考えられていなかった。
山の人生
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
「いや、有難う、村山君。君の手帖のお蔭で
図
(
はか
)
らずも犯人、いや有力な
嫌疑者
(
けんぎしゃ
)
が判明した。感謝する!」
電気風呂の怪死事件
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
▼ もっと見る
嫌疑者
(
けんぎしゃ
)
を一室にあつめてトランプ競技をさせ、その勝負の模様によって判定したという話を聞いたことがあるが、青竜王はそれに似たことをやるのではあるまいか。
恐怖の口笛
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
車内で射ったとすれば、私も
嫌疑者
(
けんぎしゃ
)
の一人でしょうが、僕より右手にいた連中も同時にうたがってみるべきでしょう。日本髪の婦人は勿論のこと、失礼ながら倉内車掌君も
同類項
(
どうるいこう
)
です
省線電車の射撃手
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
残る
嫌疑者
(
けんぎしゃ
)
は自分であるが、これとても同じことが云える。
赤外線男
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
「イヤまだ重大な
嫌疑者
(
けんぎしゃ
)
があります」と大江山は叫んだ。
恐怖の口笛
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
嫌
常用漢字
中学
部首:⼥
13画
疑
常用漢字
小6
部首:⽦
14画
者
常用漢字
小3
部首:⽼
8画
“嫌疑”で始まる語句
嫌疑
嫌疑心
嫌疑薄
嫌疑薄弱